アドトラック(広告トラック)の料金相場とは? 効果や注意点を紹介
「アドトラックの料金は1日あたりどのくらい?」
「アドトラックを使った宣伝にかかる費用を知りたい」
アドトラックの利用を検討している方で、このような疑問をお持ちの方は多いはずです。
アドトラックは、広告トラックや宣伝カーとも呼ばれ、その強烈なインパクトから街を走行するだけで高い宣伝効果を得られます。またテレビCMや新聞広告に比べ、費用を抑えられる点も魅力です。
この記事では、アドトラックの費用相場や利用方法、注意点について解説します。またアドトラックを活用した事例についても紹介しますのでぜひ最後までご覧ください。
アドトラック(広告トラック・広告宣伝車)とは
アドトラックとは、荷台に広告を掲示して公道を走行するトラックのことで、広告トラックや広告宣伝車とも呼ばれています。
アドトラックの特徴は、静止画だけではなく音楽や音声、光を使ったインパクトのある演出が可能な点です。
渋谷や新宿などの都心で、映画やドラマ、新曲リリースなどの宣伝をするド派手なアドトラックに目を奪われた経験のある方は多いのではないでしょうか。
このように視覚と聴覚の両方からアピールできるアドトラックは、多くの人の目を引きつけ高い宣伝効果が得られるのです。
アドトラックの詳細ついては下記の記事をご覧ください。
関連記事:街中を走るアドトラック(広告トラック)について徹底解説!
アドトラックの料金相場
アドトラックの料金相場は、30万~500万円と価格幅が広く、予算に応じた選択が可能です。アドトラックは、軽トラや2トントラック、4トントラックなど、さまざまな車両がありサイズによって料金が異なります。
一般的にサイズが大きければ大きいほど料金は高くなり、ドラックの走行期間が長くなれば料金は高くなっていく仕組みです。
ここではアドトラックで、よく使用される2トントラックと4トントラックの料金相場について確認しましょう。
また別途発生するデザイン費や音源制作費などの料金相場についても紹介します。
アドトラック2トンの料金相場
アドトラック2トンの料金相場の目安を、走行期間ごとに以下の表にまとめました。アドトラックの料金は依頼する業務内容によって変動しますので、あくまで目安としてご覧ください。
走行期間 |
料金相場 |
1週間 |
50万~70万円 |
2週間 |
80万~145万円 |
3週間 |
~100万円 |
4週間 |
100万~120万円 |
2トントラックは、4トントラックにかかる費用の30~50%ほど抑えて利用できる点が魅力です。また全長5メートルほどとボディサイズが小さく、4トントラックでは走行が難しいルートでの利用に適しているでしょう。
アドトラック4トンの料金相場
続いて、アドトラック4トンの料金相場について確認していきましょう。
走行期間 |
料金相場 |
1日 |
20万~30万円 |
3日間 |
80万~85万円 |
1週間 |
100万~200万円 |
2週間 |
150万~300万円 |
3週間 |
200万~300万円 |
4週間 |
300万~400万円 |
4トントラックは車体も広告面も大きく、インパクトのある宣伝を求める方に適しています。渋谷や新宿といった都心を走行させるのであれば、大型車両がおすすめです。
アドトラック広告のその他費用の相場
アドトラックにかかるその他費用の相場を以下の表にまとめました。
デザイン費 |
10万~20万円 |
音源制作費 |
3万~10万円 |
道路使用許可申請費 |
2,100~2,500円 |
広告宣伝車車体利用広告デザイン審査料 |
1万円(デザイン1点につき) |
アドトラック運営会社によっては、デザインや音響制作費用が料金に含まれている場合があります。また設置や撤去費用が別途発生する場合もあるため事前に確認しておきましょう。
アドトラックのメリット・広告効果
アドトラックのメリット・広告効果は以下の通りです。
- 費用を抑えて効果的に宣伝できる
- アドトラックは1日限定で利用できる
- 認知度UPに効果を発揮する
- ターゲットを絞って効果的に宣伝できる
- アドトラック広告は拡散されやすい
それぞれ詳しく紹介します。
費用を抑えて効果的に宣伝できる
アドトラックはテレビや新聞などのマスメディア広告に比べ、費用を抑えて効果的に宣伝できます。前述した通り4トンのアドトラックを1週間使用した際に発生する費用は、100万~200万円です。
一方で、新聞に一面広告を掲載すると数千万、小さな突き出し広告でも100万円前後かかります。また新聞やテレビに比べ、場所や時間を選べるアドトラックは狙ったターゲットに届きやすく、高い宣伝効果が期待できるのです。
アドトラックは1日限定で利用できる
アドトラックであれば、1日限定での利用も可能です。アドトラックの種類にもよりますが、LEDタイプのアドトラックの場合、データを表示するだけなので設置や撤去の手間が少なく広告内容の変更も簡単に行えます。
飲食店の新規オープンの告知やアーティストのライブ会場周辺での誘導といった、日付を限定して効率よくプロモーションしたい場合に最適といえるでしょう。
認知度UPに効果を発揮する
アドトラックは視認性が高く、認知度UPに高い効果を発揮します。公道を走行するアドトラックは、人の目を引きやすく、これまで商品やサービスを知らなかった人も自然と視認することになるからです。
ビルの壁面などに固定された従来の屋外広告は、視認されにくいという欠点がありました。動くものに目を奪われる人間の特性から、映像や音声とともに公道を走行するアドトラックは、多くの人の目を引きつけ認知UPに効果を発揮するでしょう。
ターゲットを絞って効果的に宣伝できる
移動が可能なアドトラックであれば、ターゲットが活動している時間帯やエリアに絞って、効果的に宣伝できます。またターゲットの活動エリアや時間帯に合わせて宣伝できるため、無駄が少なくコストを抑えられるといったメリットも。
たとえばK-POPアイドルのプロモーションを行うのであれば、若年層が多く活動する昼間の渋谷や新宿、池袋といったエリアが適しているでしょう。
このようにターゲットに合わせて、エリアや時間帯を選択し移動できるアドトラックは、他の広告にはないメリットを持ち合わせているといえます。
アドトラック広告は拡散されやすい
アドトラックは、SNSで拡散されやすく、話題にもなりやすい特徴があります。
街中でド派手なアドトラックを見かけて、思わず写真を撮ってSNSに投稿した経験のある方もいらっしゃるでしょう。歩行者が投稿したアドトラックの映像が拡散され、バズることは少なくありません。このようにSNSで拡散され話題になれば、走行したエリア以外のユーザーにも認知され、広告費をかけることなく多くの人に見てもらえるのです。
スマホが普及した現代おいてSNSで拡散されやすいアドトラックは、現代の広告のなかでも効果的な宣伝方法といえるでしょう。
アドトラックの利用方法と流れ
アドトラックを利用する際の流れについて見ていきましょう。ただしアドトラックの利用方法はトラックの種類や運営会社によって異なるため、参考までにご覧ください。
弊社ウエストポイントでのアドトラックの利用の流れは、以下の通りです。
- 打ち合わせ
- 見積書の提出
- 運行時間やルートの決定
- 広告素材の入稿
- 運行開始
ウエストポイントでは、無料相談を随時受け付けております。詳しくは下記をご覧ください。
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アドトラックの活用事例
ここではウエストポイントにおいて活用された、アドトラックの事例を紹介します。
東映の新作映画「孤狼の血」のプロモーションのため、名古屋市内で活用されたアドトラックの事例です。
「車社会の名古屋では、アドトラックが多くの人の目に留まり効率的にプロモーションできた」と感想をいただいています。
アドトラックの活用事例について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
アドトラック利用時の注意点
アドトラックを利用する際の注意点は以下の通りです。
- 規制対象を確認する
- 走行ルートを決め道路通行許可申請を行う
- 条例に定められた音源を使用する
それぞれ詳しく紹介します。
アドトラックの注意点①「屋外広告物条例施行規則」を確認する
「屋外広告物条例施行規則」とは、屋外に設置された看板や広告物が街の景観や環境、交通の安全を損ねないように規制するための条例です。屋外広告に該当するアドトラックは「屋外広告物条例施行規則」の規制対象にあたります。
各自治体によって異なりますが、東京都では「広告宣伝車車体利用広告デザイン審査」に通ったアドトラックでなければ、都内を走行できないのです。どのようなデザイン審査になるのか、デザイン審査の基本方針は以下の通りです。
- 交通安全に配慮したデザインであること
- 公共空間に相応しいデザインであること
- 街区の景観に配慮したデザインであること
- 街区の賑わいに資する洗練されたデザインであること
- 年齢、性別に係らず人々に不快感を与えないデザインであること
- 社会的弱者に配慮したデザイン及び広告方法であること
アドトラックの注意点②走行ルートを決め道路使用許可申請を行う
宣伝目的で公道を走行する場合は「道路使用許可申請」の手続きが必要です。
道路使用許可申請は、アドトラックの走行予定のエリアを管轄する警察署で行え、申請には走行ルートやスケジュール表の添付が求められます。ただし添付する書類は、各自治体によって異なるため、事前に管轄する警察署に確認しておきましょう。
道路使用許可申請は、申請から交付まで5日間ほどかかります。余裕を持った早めの申請を心掛けましょう。
アドトラックの注意点③条例に定められた音源を使用する
アドトラックで音響を使用する際は、条例の定めに従いましょう。アドトラックは、広告のデザインだけでなく、騒音の苦情が多く寄せられているからです。
アドトラックで流す音源については、各自治体によって「拡声器暴騒音規制条例」で定められています。
東京都では、拡声器から10mの離れた地点における測定で85デシベルを越えると暴騒音であるとみなされ、違反すると6カ月以上の懲役または20万円以下の罰金が科せられるのです。
大きすぎる音響は、商品やサービスのイメージを損なう恐れがあります。条例に定められた音量で走行しましょう。
アドトラックを格安で利用したいならLEDアドトラックのウエストポイントがおすすめ
今回は、アドトラックの料金相場とメリット、利用時の注意点についてお伝えしました。アドトラックの料金相場は、1週間100万~200万円と、マスメディア広告に比べ費用を抑えて効果的に宣伝できます。
また1日限定の利用も可能で、限定的なプロモーションをしたい企業や個人で利用したい方に適しているでしょう。
「商品やサービスの認知をUPさせたい」
「インパクトのあるプロモーションをしたい」
「費用を抑えて効果的な宣伝をしたい」
このようにお考えの方は、私たちウエストポイントにお任せください。ウエストポイントは、これまでアドトラックを活用し、数多くのプロモーションを手掛けてきました。
また今ならLEDトラック月額20万円プランをご用意しています。
アドトラックの導入や広告宣伝でお悩みの方は、お気軽にお問い合わせください。
相談・見積もりは無料です。