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OOHとは?広告の種類と選び方をわかりやすく解説

「OOH」という言葉を広告代理店やニュースで見かけて、意味が分からずここへたどり着いた方も多いのではないでしょうか。
OOHは屋外で生活者に接触するあらゆる広告を指す業界用語で、駅の看板からビジョン、走行するトラックまで幅広い媒体が含まれます。
この記事では、OOHの正確な意味から、屋外広告やDOOHとの違い、代表的な種類、メリットとデメリットまでを順番に整理します。
さらに、主な媒体の特徴を比較表でまとめ、自社の目的に合った広告をどう選べばよいかまで解説します。

OOHとは

まず、OOHという言葉が指す範囲を正しく押さえておきましょう。

OOH広告の意味と読み方

OOHは「Out Of Home」の略語で、読み方は「オーオーエイチ」です。
直訳すると「家庭の外」という意味で、自宅以外の場所で人の目に触れる広告全般を指します。
駅や商業施設の看板、街なかの大型ビジョン、車両に貼られた広告など、屋外や公共空間で接触するメディアはすべてOOHに含まれます。
テレビCMやWeb広告のように利用者が能動的に画面を開くメディアとは異なり、通勤や買い物などの生活動線上で自然に視界へ入るのが特徴です。
一方で、新聞折込チラシやポスティングチラシのように自宅の中で読まれることを前提にした紙媒体はOOHに含まれません

夜の渋谷駅前交差点に並ぶ大型ビジョンと看板群

屋外広告・交通広告との違い

「屋外広告」という言葉もよく耳にしますが、OOHとほぼ同じ範囲を指す別の呼び方だと考えて差し支えありません。
「屋外広告」は建築基準法や屋外広告物条例など行政・建築の分野で使われる法令上の呼び方で、看板や広告塔などの工作物としての側面に注目した言葉です。
一方の「OOH」は広告業界で使われるマーケティング用語で、媒体の種類よりも生活者への接触機会というメディア特性に注目した呼び方といえます。
「交通広告」はOOHの中の一分類で、駅構内・車内・バス・タクシーなど公共交通機関に関連する広告を指します。
つまり、範囲の広い順に並べると「OOH(屋外広告)>交通広告」という関係になり、交通広告はOOHの代表的な一種という位置づけです。

DOOH(デジタルOOH)との違い

近年は「DOOH」という言葉も広がっています。
DOOHは「Digital Out Of Home」の略で、デジタルサイネージを使ったOOH広告を指す言葉です。
従来型のOOH(紙のポスターや看板など)は、一度掲出すると期間中は同じ内容が表示され続けます。
これに対してDOOHは映像や画像のデータを配信して切り替えるため、時間帯や天候に応じて表示内容を変えたり、複数の広告主で1つの枠をシェアしたりできる点が大きな違いです。
ポスターの印刷や張り替えといった物理的な作業が発生しないため、配信データを差し替えるだけで内容を更新できる運用面の手軽さもメリットの一つです。
たとえば、通勤時間帯には求人広告、日中は飲食店のランチ訴求というように時間帯ごとにターゲットを変える運用も可能になります。
街頭の大型ビジョンやLEDトラックの多くはDOOHに該当し、静止画だけでなく動画による訴求ができる分、視認性やインパクトの面でも優れています。
アナログのOOHが「決まった内容を掲出期間じゅう流し続ける」運用だとすれば、DOOHは掲出中でも内容を差し替えられる運用の自由度が最大の違いだといえます。

なお、OOHは看板や広告塔という「工作物」を伴うことが多いため、掲出にあたっては都道府県や市区町村が定める屋外広告物条例の対象になる場合があります。
どの条例が適用されるかは掲出場所によって異なるため、媒体を運営する事業者に確認しながら進めるのが実務上の進め方です。
広告主自身が個々の条例を細かく調べ上げる必要はなく、媒体を運営する事業者側があらかじめ把握したうえで案内してくれるのが一般的です。
初めてOOH広告を検討する担当者にとっては、この手続き面を媒体側に任せられることも、Web広告にはない安心材料の一つといえます。

OOH広告の主な種類

OOHにはいくつかの分類があります。ここでは代表的な4種類を、それぞれの特徴とあわせて紹介します。

交通広告(駅・車両・空港)

交通広告は、駅や車内、空港など人の移動が集中する場所に掲出する広告です。
駅であればホームドアや柱巻き、改札前のデジタルサイネージなどがあり、車内であれば中吊りやドア横のステッカーなどが代表的な形です。
通勤・通学で毎日同じ路線を使う利用者に対して繰り返し接触できるため、路線や駅を絞って特定のエリアの生活者へ届けたい場合に向いています。
一方で、掲出できる媒体や枠は鉄道会社ごとに規定があり、申込みから審査、掲出開始までに数週間から数か月かかることも珍しくありません。
枠の数自体が限られているため、人気路線・人気駅ほど早期に埋まりやすく、掲出したい時期が決まっている場合は逆算して数か月前から動く必要があります。

屋外ビジョン・看板

繁華街や幹線道路沿いに設置されている大型のビジョンや看板も、OOHの代表格です。
渋谷や新宿のような人通りの多いエリアの大型ビジョンは、1日あたりの通行量が非常に多く、短時間で広い層に露出できるという強みがあります。
看板は掲出期間を長期契約できることが多く、企業名やブランドロゴを地域に定着させたい場合の選択肢になります。
ただし、掲出場所によって賃料や制作費に大きな差があり、都心の一等地は費用が高額になりやすい点には注意が必要です。

繁華街のビルに掲出された大型デジタルビジョンと看板

デジタルサイネージ

デジタルサイネージは、商業施設やビルのエントランスなどに設置されたディスプレイに映像を表示する広告です。
紙媒体と違って複数の広告を時間帯ごとに入れ替えて表示できるため、1つの枠を複数の広告主でシェアでき、掲出費用を抑えやすいという利点があります。
設置場所は商業施設内のエレベーターホールやエスカレーター横など、来店客の動線上に置かれることが多く見られます。
配信内容の差し替えも管理画面上から行えることが多く、印刷物の看板のように現地で貼り替え作業をする手間がかからない点も、運用のしやすさにつながっています。

街頭に設置された大型デジタルサイネージ

LEDアドトラック(走行型OOH)

LEDアドトラックは、大型のLEDビジョンを荷台に搭載したトラックを走行させて広告を流す、走行型のOOH広告です。
看板やデジタルサイネージのように場所が固定される媒体とは異なり、あらかじめ決めたルートを自由に走行できるため、特定のエリアへピンポイントで訴求できます。
イベント会場の周辺を巡回させたり、ターゲット層が多いオフィス街や繁華街のルートを選んだりと、目的に応じてルート設計を柔軟に変えられる点が特徴です。
ルートは1本に固定する必要はなく、午前と午後で走行エリアを変えたり、複数日に分けて異なる路線を回ったりと、キャンペーン期間中に設計を調整できる余地がある点も、固定媒体にはない柔軟さです。

街頭でLEDビジョンにライブ映像を表示するアドトラック

弊社ウエストポイントのLEDアドトラックでは、公式サイトによると1か月で1,000万人へのリーチが可能で、リーチ単価は0.37円という実績があります。
イベント会場での駐車展示に特化した据え置き型の「LEDビジョンカー」も提供しており、走行と駐車のどちらの使い方にも対応できるのがLED系OOHの強みです。
実際の活用例として、K-POPアイドルの誕生日を祝う「センイル広告」でアドトラックを利用するケースも増えており、走行型ならではの話題性の高さがうかがえます。
具体的なプランを相談したい場合は以下からお問い合わせください。

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OOH広告のメリット

OOH広告が長く使われ続けている理由を、3つの観点から見ていきます。

不特定多数へ強制的にリーチできる

Web広告は検索行動や興味関心に基づいて表示されるため、そもそも広告に触れない人が一定数存在します。
一方でOOH広告は、通勤や買い物といった日常の生活動線上に設置されるため、興味の有無にかかわらず視界に入るという強みがあります。
これにより、まだ商品やサービスを知らない層にまで認知を広げる、いわゆる潜在層への接触がしやすくなります。
たとえば新規開業した店舗の場合、検索広告やSNS広告は「その店を知っている人」が検索・閲覧して初めて届きますが、OOH広告なら周辺エリアの生活者にまだ店の存在を知らない段階から接触を作れます。
1人あたりの接触単価だけを他の広告手法と単純比較するのではなく、「その期間・そのエリアで何人に接触できたか」という母数の大きさもあわせて見ることで、OOH広告の費用対効果を判断しやすくなります。
決裁者がOOH広告に馴染みがない場合は、街なかで実際に見かけた具体的な媒体の写真や動画を資料に添えることで、文字や数字だけでは伝わりにくいイメージを補えます。
社内で予算の妥当性を説明する際も、単価だけでなく想定接触人数とあわせて提示すると、他の広告手法との比較がしやすくなり、稟議を通す際の説得材料になります。

繰り返し接触で記憶に残りやすい

通勤・通学で毎日同じ駅や道路を利用する人は、同じ広告に何度も接触することになります。
心理学では、同じ情報に繰り返し触れることで好感度や記憶定着が高まる効果が知られており、OOH広告はこの効果を得やすい媒体です。
とくに交通広告やLEDアドトラックのように決まったルートや場所で毎日展開する媒体は、この反復効果を活かしやすい形態といえます。
平日5日間、同じ通勤経路にアドトラックを走らせるだけでも、1人の生活者は1週間で複数回同じ広告に接触する計算になります。
テレビCMやWeb広告と組み合わせることで、複数の接点から同じメッセージを届け、記憶への定着をさらに高める設計もよく用いられます。

SNS拡散による二次的な波及効果

近年のOOH広告は、それ自体がSNSで撮影・拡散されることを狙って設計されるケースが増えています。
街なかの大型ビジョンや、目を引くデザインのアドトラックは「見かけた」という投稿を誘発しやすく、広告の接触者が想定よりも広い範囲に波及します。
とくに推し活文化と結びついた「センイル広告」のような企画は、ファン自身が写真や動画を撮ってSNSに投稿する動機が強く、広告費以上の露出につながることも珍しくありません。

街頭でアーティストの誕生日メッセージを表示するセンイル広告のアドトラックと、足を止める通行人

OOH広告のもう一つの側面として、Web上の行動を後押しする役割も見逃せません。
街で見かけたブランド名やサービス名を、帰宅後や移動中にスマートフォンで検索する、といった行動は珍しくなく、この現象は「サーチリフト」と呼ばれることがあります。
OOH単体でコンバージョンを完結させるのではなく、検索広告やSNS広告と組み合わせて、興味を持った人の受け皿を用意しておくことで、OOHの認知効果をより成果に結びつけやすくなります。
掲出期間中に自社名やサービス名の指名検索数がどう変化したかを確認しておくと、効果測定の材料としても活用できます。
ここまでのメリットを踏まえて、自社のキャンペーンにどう活かせそうかを具体的に相談したい場合は、以下からお問い合わせください。

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OOH広告のデメリット・注意点

メリットの多いOOH広告ですが、検討時に押さえておきたい注意点もあります。

効果測定がしづらい

Web広告はクリック数やコンバージョン数を数値で確認できますが、OOH広告は「何人が実際に見たか」を正確に把握しにくいという課題があります。
媒体側が提示する通行量や乗降客数はあくまで推計値であり、実際に広告へ視線を向けた人数とは一致しません。
近年は位置情報データや人流データを活用し、掲出前後で対象エリアの来訪者数がどう変化したかを比較する効果測定手法も広がっていますが、こうしたデータ分析には媒体費とは別のコストがかかります。
すべての案件で人流データ分析までは行わず、比較的小規模な出稿では次に挙げるような簡易な指標で代替するケースも多く見られます。
Web広告のように掲出後すぐに数値が出るわけではないため、いつ・どの指標を・何と比較するかを出稿前の段階で決めておかないと、後から効果を説明しづらくなる点には注意が必要です。
効果測定を重視する場合は、掲出前後でSNSの言及数や指名検索数、自社サイトへの流入数など、測定可能な指標をあらかじめ決めておくことが重要です。

天候や周辺環境に影響を受けやすい

屋外に設置する媒体である以上、天候や周辺の明るさによって視認性が変わるという制約もあります。
強い雨や雪の日は通行人自体が減り、看板や屋外ビジョンの前を歩く人数が晴天時より少なくなる傾向があります。
また、日中の屋外は照明の強さによってLEDビジョンの発色が見えにくくなることがあり、媒体によっては夜間のほうが視認性が高いという特性もあります。
出稿時期や時間帯を選べる媒体であれば、天候や日照条件も踏まえてスケジュールを組むことで、こうした影響をある程度抑えられます。

エリア・期間で費用が変動する

OOH広告の費用は、媒体の種類だけでなく掲出するエリアと期間によって大きく変わります
都心の一等地にある看板や、乗降客数の多い駅の交通広告は、地方や郊外の媒体と比べて費用が高くなる傾向があります。
また、多くの媒体は最低掲出期間が設定されており、短期間だけ試したい場合でも一定のまとまった予算が必要になるケースが一般的です。
最低掲出期間の長さも媒体によって差があるため、「まず短期間だけ試したい」という要望がある場合は、検討の初期段階で最低期間の条件を確認しておくと、候補を絞り込みやすくなります。
交通広告や大型ビジョンのように枠を借りる形式の媒体は、契約期間が長いほど1日あたりの単価は下がりやすい一方、初期段階でまとまった予算を確保する必要があります。
これに対してレンタル形式の媒体は、走行日数や稼働時間の単位で費用を調整しやすく、まず小さく試してから期間を延ばすという進め方もとりやすくなっています。
都心の一等地にある看板や、乗降客数の多い駅の交通広告は費用が高くなりやすい一方、地方や郊外の媒体、あるいは走行エリアを絞ったLEDアドトラックであれば、比較的抑えた予算からでも始めやすくなっています。
自社の予算感がどのあたりにあるかを先に決めておくと、媒体選定の候補を絞り込みやすくなり、見積もり依頼から選定までの時間も短縮できます。
掲出前には複数の媒体から見積もりを取り、エリア・期間・想定リーチのバランスを比較したうえで予算を確定させることをおすすめします。

主なOOH広告媒体の比較

ここまで紹介した媒体の違いを、比較表で整理します。
自社の目的に近い行を軸に、媒体選びの参考にしてください。

媒体 特徴 エリア・期間の自由度 向いている目的
交通広告(駅・車内) 通勤・通学者に反復接触できる 路線・駅単位で選べるが変更しづらい 特定沿線での認知定着
屋外ビジョン・看板 繁華街などで高い視認性を確保できる 場所固定・長期契約が中心 ブランド名の地域への定着
デジタルサイネージ 複数広告のシェア配信で費用を抑えやすい 施設単位・短期の切り替えもしやすい 来店客への時期限定の訴求
LEDアドトラック ルートを自由に設計できる走行型OOH エリア・時間帯を柔軟に変更できる イベント連動や話題性重視の訴求

表からも分かるとおり、駅や看板のように場所が固定される媒体は特定エリアへの反復接触に強く、LEDアドトラックのように場所を動かせる媒体はイベントや話題づくりとの相性に優れています。

虫眼鏡で「費用」の文字を確認するイメージ

料金の考え方の違い

上の表だけでは見えにくいのが、媒体ごとに料金の決まり方そのものが異なるという点です。
交通広告や屋外ビジョン・看板は「特定の枠を一定期間借り切る」形式が中心で、掲出場所と期間が決まった時点でほぼ費用が固定されます。
デジタルサイネージは1つの画面を複数の広告主で時間割にして使う「シェア型」が多く、1社あたりの負担は抑えられる一方、自社の広告が表示される時間帯や頻度は限られます。
レンタル形式のLEDアドトラックは、車両の稼働日数・稼働時間を単位に費用が決まることが多く、走行するエリアやルートを都度設計できる分、短期のキャンペーンにも合わせやすい料金構造です。
自社の目的が「特定の枠を長期間押さえて認知を積み上げたい」のか、「予算に応じて期間や範囲を柔軟に調整したい」のかによって、向いている料金構造は変わってきます。

複数の媒体を比較検討する際は、掲出エリア・掲出期間・稼働時間の3つを揃えたうえで見積もりを依頼すると、単純な総額の大小だけでなく「同じ条件ならどちらが割安か」を比較できます。
初めて依頼する場合は、想定しているキャンペーンの目的とターゲットを先に伝えたうえで見積もりを依頼すると、目的に合わないプランを提示されるミスマッチを避けやすくなります。
あわせて、素材制作費や設置費、審査にかかる期間が総額に含まれているかどうかも媒体によって異なるため、見積もりの内訳を確認しておくことをおすすめします。
必ずしも1つの媒体だけで完結させる必要はなく、複数のOOH媒体を組み合わせることで、それぞれの弱点を補い合う設計もよく行われます。
たとえば、通勤路線の交通広告で毎日の反復接触を作りながら、イベント当日だけLEDアドトラックを会場周辺に走らせて話題性を上乗せする、といった組み合わせです。

OOH広告の掲出までの流れ

実際にOOH広告を出稿する際の、一般的な流れを紹介します。

目的・ターゲットの設定

最初に決めるべきは、何のためにOOH広告を使うのかという目的です。
新商品の認知拡大なのか、来店促進なのか、あるいは既存顧客へのブランド想起なのかによって、選ぶべき媒体やエリアは大きく変わります。
あわせて、ターゲットとなる年齢層や生活動線(通勤経路・よく行くエリアなど)を具体的に描いておくと、媒体選定がスムーズに進みます。
たとえば「平日昼間にオフィス街で働く30〜40代」を狙うのか、「週末に繁華街へ出かける10〜20代」を狙うのかによって、向いているエリアも時間帯も変わってきます。

媒体の選定と申し込み

目的とターゲットが固まったら、それに合う媒体を選び、掲出したいエリア・期間を絞り込みます。
交通広告や大型ビジョンは鉄道会社や媒体運営会社への申込みと審査が必要で、内容によっては掲出まで数週間から数か月かかることもあります。
複数の媒体を組み合わせる場合は、それぞれの申込み・審査のスケジュールがずれないよう、もっともリードタイムの長い媒体を基準に全体の逆算スケジュールを組んでおくと安心です。
とくに人気の駅やビジョンは枠の空き状況によって希望時期に出稿できないこともあるため、掲出したい時期が決まっている場合は早めに問い合わせるのが安全です。
LEDアドトラックのようにレンタル形式で提供される媒体は、比較的短いリードタイムで手配できる場合が多く、急なキャンペーンにも対応しやすいのが特徴です。

入稿・審査・掲出

掲出内容が固まったら、規定のサイズやデータ形式に沿って広告素材を制作し、媒体側へ入稿します。
公共性の高い媒体では、表現内容について媒体側の審査が入るのが一般的で、他社の誹謗中傷や公序良俗に反する表現、優良誤認を招く表現などは修正を求められます。
審査基準や修正対応にかかる日数は媒体ごとに異なるため、初めて利用する媒体では余裕を持ったスケジュールを組んでおきましょう。
審査を通過すると、契約した期間・エリアで広告の掲出が始まり、必要に応じて掲出中の状況(通行量や反応)を確認しながら運用します。
走行型のLEDアドトラックであれば、実際に走行したルートや日時の記録が提供されることが多く、事後の振り返りや次回の企画に活かせます。
初めてOOH広告を検討する場合は、目的の整理から入稿データの準備までを自社だけで抱え込まず、媒体を扱う代理店に早い段階で相談するとスムーズです。
入稿する広告素材についても、静止画・動画それぞれに推奨される解像度やファイル形式、動画であれば尺の上限が媒体ごとに決まっていることが多く、制作を始める前に規定を確認しておくと、後から作り直す手間を防げます。

自社に合うOOH広告の選び方

最後に、どの媒体を選ぶべきか迷ったときの考え方を整理します。

認知重視かエリア密着かで選ぶ

幅広い層への認知拡大を狙うなら、繁華街の大型ビジョンや、複数エリアを巡回できるLEDアドトラックが候補になります。
反対に、特定のエリアや商圏に絞って何度も接触したい場合は、その地域を走る路線の交通広告や、店舗周辺に絞ったデジタルサイネージが向いています。
自社の商圏がどこまで広がっているかを地図で確認し、必要な範囲をカバーできる媒体から検討するとよいでしょう。
店舗ビジネスであれば「商圏の半径何kmまで来店してもらえているか」を既存の来店データから確認し、その範囲を効率よくカバーできる媒体を選ぶという逆算の仕方も有効です。

短期キャンペーンか通年出稿かで選ぶ

イベント告知や新商品発売のような短期集中型のキャンペーンでは、契約の柔軟性が高いレンタル形式のLEDアドトラックやデジタルサイネージが扱いやすい選択肢です。
たとえば誕生日や記念日に合わせて話題化したい「センイル広告」のような企画は、掲出したい日が固定されているため、期間を区切って柔軟に手配できる媒体との相性がよい典型例といえます。
一方で、ブランド名を長期にわたって地域に定着させたい場合は、看板や駅広告のように長期契約が前提の媒体のほうが、単価あたりのコストを抑えられることがあります。
実際にどのような企業がどの媒体を使い、どんな成果につなげているかは、導入事例のページでも紹介しています。

予算の使い方から逆算する

まとまった予算を1つの媒体に集中させるか、複数の媒体に分散させるかという考え方も選択肢の一つです。
予算を1つの媒体に集中させると、その媒体が得意なエリア・層に対して強くリーチできる一方、届く相手の幅は限られます。
初めてOOH広告に取り組む場合は、いきなり複数媒体に予算を分散させるのではなく、目的に最も合う媒体1つで小さく試し、反応を見てから広げるという進め方のほうが、費用対効果を検証しやすくなります。
自社だけで判断がつかない場合は、目的・ターゲット・予算感を整理したうえで媒体側に相談すると、社内の想定だけでは出てこなかったエリアや掲出方法を提案してもらえることもあります。
どの軸で迷った場合も、最終的には「今回のキャンペーンで何を達成できれば成功と言えるか」という目的に立ち返って判断することが、媒体選びの遠回りを防ぐ近道です。

まとめ

OOHとは、駅の看板から街頭ビジョン、走行するLEDアドトラックまでを含む、自宅の外で生活者に接触するあらゆる広告を指す言葉です。
交通広告・屋外ビジョン・デジタルサイネージ・LEDアドトラックは、それぞれエリアの固定度や自由度、費用の考え方が異なるため、自社の目的に合わせて比較検討することが欠かせません。
一方で、効果測定のしづらさや、エリア・期間によって費用が変動しやすい点は、出稿前に押さえておきたい注意点です。
測定する指標をあらかじめ決めておく、複数媒体から見積もりを取るといった準備をしておくと、出稿後に「思っていたのと違う」となるのを防げます。
まずは自社が「認知拡大」と「エリア密着」のどちらを重視するのか、そして「短期」と「通年」のどちらで出稿したいのかを整理し、比較表を参考に候補を絞り込んでみてください。

OOH広告を検討するならウエストポイントへ

ここまで紹介してきたOOH広告の中でも、走行ルートを自由に設計できるLEDアドトラックと、イベント会場での駐車展示に向くLEDビジョンカーは、弊社ウエストポイントが専門に手がけている領域です。
LEDアドトラックは、公式サイトによると1か月で1,000万人へのリーチが可能で、リーチ単価は0.37円という実績があり、認知拡大からエリア密着まで幅広い目的に対応できるのが強みです。
また、K-POPアイドルの誕生日を祝う「センイル広告」のように、特定の日に合わせて話題性を作る企画にも数多く対応しています。
導入事例のページでは、実際にどのような企業がどんな目的で活用したかも紹介していますので、初めて検討する場合の参考にしていただけます。
走行ルート・掲出エリア・出稿期間はすべて目的に合わせて個別に設計するため、繁華街での認知拡大から特定沿線への集中出稿まで、幅広い要望に対応できるのが特徴です。
掲出したいエリアや時期、予算感が固まっていない段階でも構いません。目的をお伝えいただければ、比較表だけでは分からない具体的なプランをご提案します。
初めてOOH広告を検討する方も、看板や交通広告など他社媒体との組み合わせを検討している方も、まずはお気軽にご相談ください。
担当者が要望をお伺いしたうえで、エリア・期間・予算に応じたプランをご案内します。
掲出実績や活用事例をもとに、自社の目的に近いケースをご紹介することも可能です。
オンラインでのご相談にも対応していますので、遠方の企業様もお気軽にお問い合わせください。
初めての出稿でどの事例を参考にすればよいか分からない場合も、近い業種の実績を踏まえてご案内します。
比較表や本記事の内容だけでは判断しきれない部分こそ、担当者との会話の中で解消していただければと思います。エリア・期間・予算感が未定の段階でも、まずはお気軽にご連絡ください。担当者が丁寧にヒアリングいたしますので、まずはお気軽にご相談ください。

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この記事を書いた人

西川 元貴

西川 元貴

愛知学院大学経営学部卒業後、24歳で独立。アドトラック事業をスタートし、東京・名古屋・大阪を中心に展開。
その後LEDビジョンレンタルを中心としたイベント事業もスタート。

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